ギブアンドテイクっていう人の多くはテイクすることを考えているなぁ、と。思います。
これはいい例で。
ギブ&テイク持ちかけてくる人って…。 pic.twitter.com/8S3P1YZ42V
— しの (@sino_sakisaki) June 27, 2020
「ビジネスだから」っていう言葉も追加されると余計に。。
ビジネスの中でもビジネスじゃなく人と人の部分がたくさんあって、
それが文明の発展につながっていると思う。
「影響力の武器」という名著があります。
人がどのような心理的メカニズムで動かされるのかを考えている本です。
その中で[返報性]というものがあります。
誰かに何かをしてもらったときに、何かを返したいという心理がはたらく、というものです。
相手に対して求めている何かがある場合に、
それをもらうことを目的として相手がしてもらって嬉しいことをするという考え方です。
「〇〇してほしければ、自分がまず✗✗する」というものです。
「〇〇してほしい」が前提に立つわけですが、この考え方はビジネスの中では多いように思います。
人の根源には「誰かのためになにかをしてあげたい」という思いがあります。
「誰かの役に立って気分が悪い」という人はいないでしょう。
なので、
まず誰かのためになにかをしてあげる人がいるのです。
そして、
なにかをしてもらった人は、お返しになにかをしてあげたいと思うのです。
その繰り返し。
誰かのためのほうが頑張れる人が多いので、
ここでどんどん価値が生まれていくでしょうし、
文明の発展にもつながっていくでしょう。
さて、あらためて、ほんとにギブアンドテイクだと思っているの??
この言葉そのものが、意識をされる対象ですらないけれど。
強いて言うなら、互いにギブする形でありギブアンドギブだと思う
(それも強いて言うなら、であり、ぼくには概念がそもそもない)
「さぁ、テイクしようぜ!」
みたいな人がいたとして、返報性で考えれば、テイクしたら、ギブしたくなるはずで。
やはり、テイクという概念はアンバランスであり。
ビジネスを円滑にすすめるために、自分自身で自分のことを騙すための言葉かもしれない。
ビジネスであっても、
価値を生み出し、ギブすることを諦めずに追求していきたい。
正しく価値を生み出し、正しい顧客を集めて、正しく提供し続ける