2018年5月24日 | カテゴリ:ブログ
日本さん、生産性が低い理由は文化だという仮説
日本さん、生産性が低い理由は文化だという仮説

日本の生産性が低いと言われる一つが“文化”なんじゃないかという仮説がおもろい。

儲ける奴は悪い奴だ!という文化

こういう文化が自分も含めて日本人の心にはあると思う。

例:NPOやNGOの人の報酬について

器小さいようだけど、自分が寄付している先のNPO/NGOの従業員が自分よりも高い報酬を得ていたら嫌ンゴ。

例えば下記のA,BのNGOを考える。
組織運営費については、フェアに寄付総額の30%があてられるものとしよう。

A.資金集めが上手、職員の平均年収900万円
B.資金集めが下手、職員の平均年収250万円

組織運営費の割合は変わらないので、絶対Aの方が貢献していて価値があるのに、なんかムカつくのだ。おそらく、そう思う人はこの国では少なくないんじゃないだろうか。

「すばらしい、もっとたくさん寄付を集めて、多くの人を救ってくれ!」ってイエナイ。。

例:売り物の原価について

1万円の服があったとしよう。その提供原価が1000円だと知らされたら

「そんなに利益をのせているのか、もっと安くしてくれよ!」

と思う人が多い。本当に1万円分ハッピーになれるものならば、1万円で買えばいいのに。

なかなかそれが難しいのも事実。。。

それで何が起こるか

この文化が影響して会社が利益をあげることが大変になった。

利益を上げると悪いやつになるし、商品価格も買い叩かれてしまう。

すると、会社の中の人は余計に働かなければいけなくなるし、
体力面から言っても、効率が下がってしまうだろう。

文化が起点となってスパイラルになっているね。。。

これは、政府主導でなんかって言っても、
なかなかに難しいね。

そして「きちんとした価格で買いましょう」って言っても、
買い叩く人はいなくならないから、買い叩くような人ほど得をしてしまう世の中になる。

ヒロシ的には

言ったもん勝ちとか、わがままなやつが得するとか、

そういう世の中がなんか残念だけど、仕方ないと

だいぶ前から、たまに悲しく思ったりしている。


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