個人の推測によるものです。
裏取りなどはしていません。
推測ならではの見解をお楽しみください。
ご存知だろうか
東京ヤクルトスワローズは2017年、
45勝96敗2分で歴史的な屈辱を味わった。
借金51、首位の広島とは44ゲーム差だった。
過去にはもっとすごいチームもあったそうだけれども
ヤクルトスワローズとしては歴史的な大惨敗だった。
(参考)=> 1位と6位、最大ゲーム差はいくつですか?
勝敗カレンダーは、人気店の予約受付のように×が並んだ。
ちなみに球団経営としての 利益の差も13億円くらいあった…
昨年度決算では、カープが約12.9億円黒字で、スワローズは約900万円赤字だった。
(参考)=> カープ昨年度決算(62期)
(参考)=> ヤクルト昨年度決算(69期)
野球以外も大きく負けてたんだな、、俺たち。。。グッズ買お。。
シーズン序盤はそれなりに戦っていたものの、
徐々に大型連敗を繰り返す。
4月末に最下位に転落すると、
見る見るうちに他チームの背中が遠くなり、
5/25には借金11で5位中日と3.5ゲーム差。
「でも去年のことを考えれば、まだよくやっている」
と、希望を持ったものだ。
交流戦に入り、ヤクルトは快進撃を見せる。
セ・リーグ各チームが例年のように苦労する中で、
ヤクルトは勝利を重ねていき、12勝6敗で交流戦初優勝に輝く。
そして、チームも一気に2位に浮上!
ちなみにこの珍事の原因は、
パ・リーグの各チームのスコアラーが
ヤクルトの分析について優先度を下げたから
なのではないかと僕は考えている。
11チームの全投手となると、データ分析も大変なのだ。
投手陣の1軍と2軍が絶えず入れ替わるヤクルトについては
手間がかかるわりに、実際にどの投手出てきても打てると思ったのではなかろうか。
交流戦後、再びセ・リーグのチームとの対戦が始まると、
ヤクルトは苦戦を強いられる・・・
球団ごとパ・リーグ移籍したい・・・
と思ったファンも多かったと思う。
オールスター前には6連敗をしてしまい
今年も借金8で最下位ターンをした。
後半戦のヤクルトは上位を目指すために
「首位独走中のカープに勝つこと」の優先度を下げたと思われる。
ここの3連戦で叩けたら!という3連戦の初戦と2戦目で
ルーキーの塩見泰隆をスタメンで起用したり、
同じくルーキーの村上宗隆も初スタメンは広島戦。
広島戦を若手のテストや実験をするような場面が多く見られたし、
ベテラン選手の休息日にあてられることも多く見られた。
投打ともに苦戦していたが、
優先度を下げて、そこまで対策していなかったのではないかと推測している。
一方で、他のチームについては打ちに打った。
特に2位争いをしていた巨人や阪神を相手にした時は強かったし、
巨人キラーのライアン小川が巨人戦で多く投げるようなローテを組んだし、
阪神キラーの山中も阪神戦で投げさせた。
8-9月は調子をあげた。
坂口・青木・雄平・大引らベテランも活躍。原樹理覚醒など明るい話題に事欠かず、
打点ランキングでは頼れる4番バレンティンが独走し、
山田哲人も8月末には2年ぶりのトリプルスリーを早い段階でほぼ確実に。
山田哲人の30盗塁ぃぃぃぃいいい!#swallows pic.twitter.com/krGpEwXg9b
— 肩幅ヒロシ⭐️肩幅0.5m超の人 (@katahaba54) 2018年8月31日
そして、勝利への執念か、9回のヤクルトの攻撃はタダでは終わらなかった。
(参考)=> 9回のヤクルトの攻撃www
8/28に2位に浮上すると3位以下との差をどんどんと広げていき、
10/1にCS進出を決め、10/2には2位も確定させた。
そしていよいよ、クライマックスシリーズを迎える。
3年ぶりの神宮開催はまるで夢のようで。
どんな結果になったとしても、今年は本当によくやったと思う。
できることなら、日本シリーズへ、そして2001年以来の日本一へ。
スコアラーには徹底してカープを丸裸にしてもらって
メンバーはフルメンバーで、行くぞ日本シリーズ。
今年の忘年会では
日本一になったとき用のいいワインを開けたい!
前監督の真中さんも応援にしてくれてるだろうな。
真中さんは今年がファン1年目だね。
クライマックスシリーズは1stステージで巨人に2連敗。
菅野にノーヒッターをくらう
それでもファンからは「ありがとう」という言葉が多く
中には涙を流す人もいた。
ありがとう、またらいねん!
ってところだろうか。