“たまご”と聞いたら、ほぼ100%がニワトリのたまごをイメージするのではなかろうか。
卵を産む生物はすごくたくさんいるにも関わらず、ものすごいブランディング力である。
TKG、ゆでたまご、にたまご、温泉卵、目玉焼き、オムレツ、出汁巻・・・
たまごは文句なしにおいしい!!
たまごはアミノ酸スコアが100!
全ての必須アミノ酸について必要とされる量を満たしている食品という意味です。満点を獲得して、まさしく栄養満点マッチョの味方である。
たまごの本来の存在意義は、子孫を残し、種の繁栄をすることと見て間違いない。
それにもかかわらず、ブランディングでは他の生物を圧倒し、おいしくて、栄養満点・・・。まるで食べられようとしているのではないかというレベルにすら感じる。まるで種の繁栄とは逆転しているようなアプローチなのだ。まるでバカじゃないか!
ぼくがニワトリだったら、子孫を残して種の繁栄と種の保存を確実にしていくために、おいしくないたまごを産む方向に進化をとげる。
しかし実際には、ニワトリは我々人類を凌ぐ繁栄っぷり。
全世界で約163.7億羽以上のニワトリがいます(2004年のデータ、次回発表は来年)
人類を凌ぐ、スーパー繁栄をしている・・・
日本国内を見てみても
日本におけるニワトリ飼育数はほぼ横ばいであり、2009年度の日本国内における卵用種飼育数は1億4000万羽、肉用種は1億700万羽となっている。
(wikipdiaより)
約2.5億羽がいるのだ・・・人類に飼育されることで、種の保存と種の繁栄に成功した
超絶天才的アプローーーーーーチ!!!!!!
ニワトリさん、超すげぇええええ!!
ニワトリさんは見るからに強い生物ではない。自分のアプローチではここまでの繁栄はなかった。ニワトリさんを本当に尊敬する。