プロ野球チームは、チームのファンにサービスを提供しチケットやグッズ等で売上や利益をあげます。
巷でプロ野球の球団経営は儲からないとよく聞くのは気のせいでしょうか。
こんな記事もありました。=>プロ野球、9球団が実質赤字 親会社の支援不可欠
しかし、ここ数年で熱狂的なファンが明らかに増えています。
=>ヤクルトスワローズさんのファンの熱気が上昇しすぎな件
これ儲かってないの?と思うわけで・・・
ちょっと調べてみたところ、プロ野球チームは経営母体の中の事業部になっているわけではなく、独立した会社として球団が運営されています。ただし、経営母体から「広告費」等の名目で赤字の埋め合わせがされることもあるそうです。昨年度の利益はどうだったのか、セ・リーグ各球団の直前決算を官報ブログさんのサイトで調べてみました。
V3のカープは82勝59敗2分
株式会社広島東洋カープ
第62期 決算公告(2017年12月31日)
当期純利益:12億9,700万円
利益剰余金:73億7,100万円
めちゃくちゃ儲かってるやん!
選手の年俸をもっと上げていい気がします!
昨年から大躍進のヤクルトは75勝66敗2分
株式会社ヤクルト球団
第69期 決算公告(2017年12月31日)
当期純利益:▲921万円
利益剰余金:8,495万円
ちょいと赤字ヨイヨイ。。
その赤字が小さく見えるようにヤクルト本社から結構な「広告費」が持ち出しになっていることが想像されます。
監督辞任にもなったもののAクラスを死守した巨人は67勝71敗5分
株式会社読売巨人軍
当期純利益:不明
利益剰余金:不明
どういうわけか、調べてもわかりませんでした。
選手年俸が高いチームだから気になったんだけど。。。残念。
最後までCS出場権争いを演じたDeNAは67勝74敗2分
株式会社横浜DeNAベイスターズ
第65期決算公告(2017年12月31日)
当期純利益:11億9,300万円
利益剰余金:21億800万円
身売りしていた気がするけれども、そこそこの黒字が出ています。!
ただし、利益剰余金が利益2年分くらいしかないところを見ると、身売り後に経営再生されたことで、うまくいっているのかもしれません。
黄金期からの世代交代に苦しむ中日は63勝78敗2分
株式会社中日ドラゴンズ
当期純利益:不明
利益剰余金:不明
こちらもどういうわけか、調べてもわか利ませんでした。。
度重なる雨の影響で、終盤の過密日程に苦しんだ阪神は62勝79敗2分
株式会社阪神タイガース
第84期 決算公告(2018年3月31日)
当期純利益:9億6500万円
利益剰余金:84億3,100万円
こちらもなかなかに儲かっています!
けれど、シーズンインと決算期が被っていることに驚きました!プロ野球年度は12月に変わっている気がするので、そこに合わせた方が良いのでは、と思っちゃいました。
1位 広島 12億9,700万円
2位 DeNA 11億9,300万円
3位 阪神 9億6500万円
4位 ヤクルト ▲921万円
巨人・中日は不明
となりました。。利益も億単位に出ている球団が半数を占めることから、かつてのように経営母体が赤字の埋め合わせをしているチームはかなり減っているのではないでしょうか。
わかったことは、私がこよなく愛するヤクルトが赤字だったというコトです・・・
ちょっと無理があるかもしれないけれど・・・
利益を顧客にどれくらい還元しているかと考えるとダントツだということかもしれません。
顧客であるファンに対して球団ができる最大のファンサービスは勝つコトです。
赤字にも関わらず、勝利を積み重ねてきた球団経営!
とポジティブに考えたいと思います。
今年は・・・黒字になったかな?
身売りされるととてつもなく悲しいので・・・グッズ買うようにします・・・ww